GALA

プリントテキスタイルのための開かれた場

築地にて

築地の場内移転した。築地の一角の事務所に隔週土曜だけバイトに行ってたことがある。

中々仕事が決まらず短期バイトばっかしてた私を心配して、築地の仲卸やってた叔父が紹介してくれたバイトは、色んな野菜の説明とレシピとのチラシを手描きで作成すること。現場で指示をくれたのは照れ屋の江戸っこおじさん。ちょっとくせのあるTさんは無口だし、2人だけだし始めびびってたけど、仕事に対する姿勢など受け入れてくれて徐々に信頼関係が築けたてきて。1年位でやっと慣れてきて友情のような不思議な関係が気づけた思い出の部屋はもう無いのかな。。事務所の感じもやってることもTさんのポマードの香りもがっつり昭和な感じ。そのうち私は仕事も決まり、ひと通りの商品も描いたし、終わりの日が来る。最後の日にめでたくデザイナーとして入社が決まった所の柄シャツをプレゼントしてとっても喜んでくれた。明らかに初対面とは違う顔。うっかり二人泣きそうになったり。年賀状に「僕も君に感化されて絵を描き始めたよ」って毎年面白い絵を描いてくれてたんだけど今年の年賀状に「もう絵を描くのを辞めます」って描いてあって。とても気になっているんだな〜。。。学生じゃなくなって悶々とした時期から社会人になるまで見届けもらったような特別な築地の忘れられない私的関係。

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